※注) Megさんの場合、旧4級ですので特殊を兼ねています。
「きっかけ」
その年の夏、後輩のジェットスキーに乗せてもらった。
一度だけだったがハマった。
地上でバイクにのるのは恐いが海の上では無敵だった。
しかし、自分一人でジェットスキーに乗るには免許が必要だと聞く。
「ウシ!絶対とっちゃる!」
そんなきっかけから私の試験勉強は始まった。
「学科試験に向けて」
試験は10月にあったのだが、学科と実技に分けて行われる。
先に行われる学科試験は3科目に
分かれており、各科まんべんなくとれないと不合格になってしまう。
通常は学科講習とやらをスクールで丸1日受けて試験に臨むのだが、そんな暇なかった。
そこで知り合いのマリンスクール『ライセンス』の通信教育ってかテキストで自学コースを選び
独学をしてみる。
試験というものから遠ざかって6年。こんなに暗記力が衰えるのかと感心!
なんてできないのだが、覚えるのが困難だ。仕事をしてたから必然的に夜しか勉強できない。
しかし!私には夜やらなきゃイケないこと=飲酒があったため、なかなか勉強は進まない。
結局試験の前日、何時間か集中して(飲みながら)勉強しただけで学科試験を受験するはめに・・・
さすが私!一発合格!!
ホントはあと1問間違えたら不合格だったのである
「実技試験に向けて」
次は実技試験。さすがに実技は独学って訳にいかず、実技講習で船に乗る。
晴天であった事もあり気分爽快!!絶対に免許とっちゃ~って改めて決意!
運転もそこそこ出来、実技試験なんやけんこれでバッチシやろと余裕かましてたら・・・
口答試験があるとの事。
また暗記かいな、ったく。
更に今度は大っ嫌いなエンジン系統の名前も覚えねばならぬ。苦戦!
しかし、これに落ちたら再試験また2万弱かかるとの事。
そりゃいかんって事で必死で頑張ってみた、2日間。
そして迎えた試験前日。飲みごとが入ってしまった。
「ごめん、明日試験なんよぉ。」と断るわけない。
喜んで飲んだ。
しかも調子に乗りすぎた。
「実技試験当日」
そんな感じで迎えた当日。
起きたらむっちゃ二日酔い。
試験会場に行ってもほけ~っとしてる私。
そこに現れた東郷社長。いっとき話していると私だけ部屋の隅に呼ぶので
「もしかしたら試験で聞かれる事、秘密で教えてくれるのかも♪」とルンルンで向かう。
っとそこで東郷さん。口臭スプレーを取り出して「いや、あんましだよ。もろアルコール臭うよ。
試験終わるまで持ってていいから。」
試験日にこんな人はかつていなかったらしい。
前代未聞記録さらに更新!(^_^)v
なんて言ってるうちに試験開始。船に乗る前に桟橋で口答試験開始。
桟橋むっちゃ揺れてるよ。
「あぁ~、あんまし飲まんどけばよかったかも。」
この時点でライトに後悔。
一応勉強した成果もあり口答試験はさらりと進む。
船に乗り込んで、同乗者(試験は3人一組&試験官)が同乗。先に人が運転して試験開始。
「もしかしてコレって船酔い?」と思い始めたのは、猛烈な吐き気であった。
「まさか、ちょっとすれば直るよ。」っと思いながら自分の番になって舵を握る。
が、
吐きたい、吐きたい、吐きたい
強烈な吐き気に襲われる。
それでも2万円を賭けて頑張る。
そして無事に終わり岸に戻るやいなやトイレにダッシュ!
ゲ○が大量に放出されました。
●船酔いの条件
①二日酔い
②寝不足
③空腹
その日東郷さんに聞いた条件でした。
試験当日見事に3条件ひとつももらさず満たしていた私。
それでも合格しました!さすが私!
これぞ本物の酒飲みである
「その後」
免許取得後、私はなけなしの財産で
3人乗りジェットを購入する。
子供たちにも乗せてあげたいという
素晴らしい親心だ。
万が一の水難に備えてスイミング
スクールまで通わせている(笑
今年どうにか実現できた親子で海上
ドライブ。海のよさを存分に伝えたい。
それにしても私海に行くと決まって
天気が崩れるんだよなぁ。(写真参照)
ちなみに今年はウエイクにチャレンジ
してみた。
まだまだ苦戦中だけど、今年中には
東郷さんより上手になりたい(笑
そしライセン知り合った素晴らしい
仲間たちとも海を満喫したいと思う。
皆さんも免許を取って海を思いっきり
満喫しましょう♪