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試験について

試験について

身体検査

身体検査は、視力、色覚、聴力、疾病及び身体機能の障害の有無について、必要な、身体検査基準を満たしているかどうかを検査します。

身体検査の合格基準
検査項目 合格基準
視力 両眼とも0.5以上(矯正可)。一眼の視力が0.5未満の場合は、他眼の視野が左右150度以上であり、視力が0.5以上であること。
色覚 夜間において船舶の灯火の色を識別できること。
聴力 5mの距離で話声語(普通の声)が聴取できること。
疾病及び身体機能の障害 軽症で小型船舶操縦者の業務に支障をきたさないと認められること。

学科試験

学科試験は受験する種別ごとに下記の要領で行われます。 小型船舶操縦士や海技士の資格をお持ちの方は、学科試験において受験科目の一部が免除となります。

1級船舶操縦士

学科試験概要
試験科目 問題数 科目別配点
一般科目 小型船舶操縦者の心得及び遵守事項 12問 120点
交通の方法 14問 140点
運航 24問 240点
50問 500点
上級科目 上級運航Ⅰ 8問 80点
上級運航Ⅱ 6問 60点
14問 140点
合計 64問 640点
  • 合格基準は試験科目別の成績が配点の50%以上であり、かつ、総合成績が合計の65%以上であること。
  • 出題形式は四肢択一で試験時間は2時間20分
一部試験免除者の学科試験概要
受有している免許 受験する科目 試験時間
  1. 旧三級
  2. 旧四級
  3. 二級
  4. 二級(5t限定)
上級運航Ⅰ・上級運航Ⅱ
(問51~問64)
70分
  • 海技士資格受有者の受験科目は別定

2級船舶操縦士

学科試験概要
試験科目 問題数 科目別配点
小型船舶操縦者の心得及び遵守事項 12問 120点
交通の方法 14問 140点
運航 24問 240点
合計 50問 500点
  • 合格基準は試験科目別の成績が配点の50%以上であり、かつ、総合成績が合計の65%以上であること。
  • 出題形式は四肢択一で試験時間は1時間10分
一部試験免除者の学科試験概要
受有している免許 受験する科目 試験時間
  1. 旧五級
  2. 特殊
  3. 二級 (5t限定・1海里限定)
交通の方法・運航
(問13~問50)
55分
  • 海技士資格受有者の受験科目は別定

特殊小型船舶操縦士

学科試験概要
試験科目 問題数 科目別配点
小型船舶操縦者の心得及び遵守事項 12問 120点
交通の方法 10問 100点
運航 18問 180点
合計 40問 400点
  • 合格基準は試験科目別の成績が配点の50%以上であり、かつ、総合成績が合計の65%以上であること。
  • 出題形式は四肢択一で試験時間は50分
一部試験免除者の学科試験概要
受有している免許 受験する科目 試験時間
  1. 一級
  2. 一級(5t限定)
  3. 二級
  4. 二級(5t限定)
運航
(問23~問40)
20分

実技試験

実技試験では受験する種別ごとに下記の試験艇に乗船し、操船技術や船を動かすために必要な技能の試験を行います。

実技試験概要
試験種別 試験時間 試験艇について
一級・ 二級 約30分 総トン数5トン未満、長さ5メートル以上9メートル未満の滑走型船
特殊 約15分 定員3名の水上オートバイ
実技試験免除について
受有している免許 受験する科目
  1. 二級(5t限定)
  2. 旧四級
  3. 旧五級
一級

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